全国にネットワークを持つ、国連NGOの女性団体「新日本婦人の会」の桑名支部です。
現在桑名支部には地域別に5つの班があり、日々活発に活動しています。
今取り組んでいること
- 小中一貫校の見直しと市民への十分な説明を求めています。
- 学校給食の無償化を求めています。
- 選択的夫婦別姓制度をただちに導入するための国会審議を求める意見書を提出します。
- 「大阪・関西万博の見学を入れないで下さい」の申し入れ書を桑名市の全小学校・中学校・高校に郵送しました。
最近の成果
- 桑名市の小中学校の教室のエアコン設置
- 18歳までの窓口医療費の無償化
桑名支部の歩み
新日本婦人の会桑名支部は5つの目的に賛同いただければ誰でも入会できます。
様々な願いや要求を持つ女性が、だれでも参加できる組織の誕生で女性の運動が広がりました。
その時代の先輩たちのたゆまぬ努力と汗の結晶は、同じ願いに声を力を合わせ、今に引き継がれています。
新婦人は友愛の組織。会員同士で助けあい、励ましあって活動し、たくさんの運動の成果を上げてきました。
そして、次世代を含め、新婦人の運動は継続されていくことでしょう。
ジェンダー平等、女性の権利を国際基準に引き上げるために、大きな輪を広げていきましょう。
入会のお申し込みは、お問い合わせからいつでも受け付けています。
少しでもご興味を持っていただけたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。
1960年代
- 1964年 新婦人桑名支部発足。
桑名市九華公園で運動会を行い、第1回支部大会開かれる。 - 無認可保育所が各地で開設され、子どもたちの育つ環境への整備運動広がる。
1970年代
- 公立での乳幼児保育の実現に向けて要望書提出や学童保育所の設置を桑名市に要望。
- 桑名市に市民プールの整備を要望。
「市民にプールを作ってください」 署名を集め、実現。 - 日進小学校区の会員の声から、PTAと協力して、ポルノ的自動販売機を撤去を実現。
- 学校トイレウォッチングで市に要望書提出。
県・中央の援助で国会で取り上げられ、トイレの環境が改善される。
1980年代
- 市民プールの整備が実現。
- 公立で0歳児保育実現。
- 学童保育の制度化と地域の条件整備を求める要望書が採択される。
放課後の子どもたちの学童保育所が桑名市で2か所(コスモス・たんぽぽ)開所。 - 交通事故から子ども、お年寄りを守ろう!交通量調査を実施。
信号機の設置・横断歩道設置とカーブミラーの設置を実現。
合成洗剤や食品の公害で自然と健康破壊が進み、合成洗剤を使用しない運動への取り組みが強まりました。
1990年代
- 在宅入浴車を市に要望。
- 新婦人桑名支部事務所を開設。親子リズム小組への入会が広がる。
- 乳幼児医療費の無料化運動で、3歳児未満児の無料化実現。
- 「年齢制限なしの骨密度測定実施を求める請願書」が可決され、実施へ。
- 男女共同参画への参加。
- 「卒業式・入学式での日の丸・君が代を強制しないで」学校長あてに要望。
2000年代
- 指定ごみ袋を無料化にすることなど、環境問題で要望。
- 「桑名フオーラム」 の地域委員会に参加。
- 桑名児童館の設置を要望。
- ポートピア計画に反対。
- 中学校給食にデリバリー方式を導入しないでください。
中学校の普通教室にエアコンを取り入れてください。など要望し、扇風機が導入される。 - 学校ウォッチング訪問などで、校長先生と懇談。
- 子ども・教育・医療・平和・食の安全などで沢山の要望書提出。
- 平和の問題では「非核平和都市宣言」の掲示板が、市役所南玄関口内に掲示されることに。
2002年にRDFが稼働し、その翌年に貯蔵倉の冷却機の爆発。
PFI方式で、図書館の複合施設を、建設から図書館運営まで民間が行う。
市民病院、給食問題、ごみ問題が民間委託へ。
高齢者の長寿を祝う「敬老の日」の予算を縮減。
市政が市民の意にそわない方向へ進む。
2010年代
- 「子ども・子育て新システム」 学習会などして、要望書提出。
「中学校の武道必修化に関する要望書」なども提出。
柔道場の整備やけがなどの問題で教育委員会と懇談。 - コンビニの成人誌撤去運動で、地域のコンビニへ行き、成人誌調査を実施。
- 小学校にエアコンの導入を要望書を提出。
桑名市内の各団体からの要望書により、市立の幼稚園・小学校へのエアコン設置が実現。 - 2011年3月11日の東日本大震災発生を受け、多くの被災者の支援活動に取り組む。
- 2015年に戦争法(安保法制)が可決され、多くの市民団体、女性団体などと集会を持ち、運動を広げる。
この運動は、現在も毎月19日に抗議行動を続けている。 - 貧困と格差の解消に向け「春の行動」「秋の行動」署名を開始し、現在まで毎年取り組む。
消費税増税反対の運動は、現在も每月24日に宣伝行動を続けている。
2020年代
- 新型コロナウイルスについて要望書提出。懇談。
- 生理用品を学校トイレに設置するよう要望。
- 「核兵器禁止条約に署名・批准をしてください」要望。
- 学校におけるタブレット教育・端末機管理などについて、要望。
- コロナ禍の中、検査や生活補償の要求運動が広がり、生理用品の学校トイレ配備が実現。
- 長年の運動で核兵器禁止条約発効を実現。
- 「核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」と「憲法9条改憲に反対する署名」の平和の2署名に取り組む。
ロシアのウクライナ侵略、イスラエルのガザ侵攻で、戦争はダメ、憲法9条改憲NO!、核兵器禁止条約への日本の参加を求める声大きく。
新日本婦人の会とは
概要
暮らし、子育て、平和など、女性の願いで行動する国連NGOの女性団体です。
1962年10月19日に平塚らいてう、いわさきちひろらの呼びかけで創立されました。
全国にネットワークを持つ、個人参加では日本最大の女性団体です。
「新婦人しんぶん」を毎週発行し、地域や職場での「班」を中心に活動しています。
おしゃべりカフェや「小組(こぐみ)」と呼ばれるサークルにも取り組んでいます。
目的
- 核戦争の危険から女性と子どもの生命を守ります
- 憲法改悪に反対、軍国主義復活を阻止します
- 生活の向上、女性の権利、子どものしあわせのために力をあわせます
- 日本の独立と民主主義、女性の解放をかちとります
- 世界の女性と手をつなぎ、永遠の平和をうちたてます
WEBサイト
新日本婦人の会 中央本部 https://www.shinfujin.gr.jp
新日本婦人の会についての詳細やあゆみについて詳しく書かれています。